JEGOG
JEGOG

バリに旅行に行ってきました。

学生の頃、民族音楽など世界中の音楽を探して聞きまくっていた時、耳に強烈に残ったがバリのJEGOGでした。その時から、ズ〜と頭の片隅には、あの音を生で体感してみたい、、、あの楽器の下で重低音を肌で感じたいと、、、思い続けてきました。
Mani Neumeier の MEET THE DEMONS OF BALIでも感じ取れる、JEGOGの重低音、音像を聞きに現地のバリのJEGOG発祥の地ヌガラへと旅に出てきました。
バリの空港は、思ったよりも綺麗で、外に出たときの半袖になれる感じが懐かしく、気候は,少し湿気のありますが、日差しがかなり強かった。空港から一時間くらいのレギャンというクタ地区を本拠地として、最初は町をぶらぶら、飯を食ったりと、熱さが体に染み渡るのが嬉しかった。町に慣れる為に、ブラブラ、体を少し休める為に、避暑地ウブドへと、旅を少しずつ進めました。ウブドで日頃の疲れを癒した後、レギャンに戻り、プラザバリという場所で、Suar AgungのJEGOGの演奏を初めて見ました。会場に入ると、心待ちにしていた楽器達がステージの前に並び、夕暮れ時と重なり辺りはすばらしい雰囲気でした。
心が踊りました、やっと生でこの音を体感できると!
開演時間に鳴り,演奏者が楽器を持って演奏しながら入場してきた時、本当に来て良かったと思いました、JEGOGの音は,想像よりもすごかった。ただすごいというだけでは言い表せない音像、四音階だけのすごすぎるアンサンブル、リズムがうねるようにグルーブして、体を揺らさずにはいられなかった。何よりも印象に残ったのが,演奏者の笑顔。自分は、この音楽が生まれた場所でもう一度体感したいと思い。演奏者に、JEGOG発祥の地ヌガラでの講演はありますか?と尋ねました。演奏者の方は、うまい日本語で木曜日にあるよ、来る?という感じで応えてくれました。うまい日本語に焦りつつ、やった!遂に見れると心の中で叫びました。バリに行く前に立てたスケジュールを変更し、ヌガラに行く事を決めました。
ヌガラまでの道のりは長く、空港から4.5時間くらい。
バリの交通状況は、バイクが非常に多く、かなり危なっかしかった。道も所々、陥没していて車酔いをするほどです。ヌガラまでの景色は、町から離れれば離れるほど美しく何故か懐かしかった。陽も落ちたころのヌガラにつくと、そこは電灯も少ない田舎町でした。
ヌガラでのステージは、野外の芝生の上で行なわれました。
JEGOGの演奏はもう言葉にできないくらい、すばらしい音を奏でてました。
演奏者も地元で行なう演奏だからか、柔らかく気持ちがよかった。生暖かい風とムシや鳥の音が張りつめていた自分の耳を緩めてくれました。
音が町に響きだすと近所の子供達が楽器のまわりを囲み始めました。音が全てを一つにします。自分も演奏中にJEGOGの下に入り体中で音を感じました。
自分の体中が最高だぜと声を上げていました。演奏の最後には楽器も触らせてもらえて、もう本当に感無量でした、、、
音楽の力は本当にすごい。演奏は記録には、残りますがライブのあの瞬間は、本当に儚いものです。自分のやっている音楽とは、聞こえる音は正反対だけど、根底にあるものは同じだと思っています。自分の音楽は、体感というものではないですが、一つの曲のなかにいろいろな思いを込めて、想像力や心を刺激できるようにといつも音楽を作っています。JEGOGをヌガラという場所で、聞いて思いました。音楽が好きだ!と再確認しました。
旅っていいですね。ほんの少しだけ、人間として成長した気がします。

またヌガラに行きたいです。
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by twoth | 2009-04-30 09:36
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